2022/02現在の家にあるスマートホーム製品について急にまとめます。

スマートスピーカー

Amazon Echo Flex ※2022/02現在販売停止

コンセントにスピーカーを直接ぶっ刺す、というミもフタもない設置方法のスマートスピーカー。

コンセントに刺せる程度のサイズ・重量、かつ価格安め (非セール価格¥2,980) ということで、音質はあまりよくはないです。 「スマートスピーカー以上の機能を期待しないならば充分だが、音楽を流すにはだいぶ厳しい」という程度。 音質が欲しいなら別途スピーカーに接続したほうがよいとは思います。

(マイクになるスマートスピーカー本体と、応答した音が出るスピーカーを別位置に配置可能、と考えると、これはこれでアリ)

本体下部にUSBポートを備えており、ここに専用アクセサリを設置できるのが最大の特徴です。 公式にはナイトライトとモーションセンサーが発売されていたはず。

我が家の場合、電灯をSwitchBotでスマートリモコン経由の操作にした都合上、常夜灯が使えなくなったので (後述)、そこを補うためのナイトライトが欲しかったため、この機種を使用しています。

結構気に入っているのですが、2022/02現在は販売していない&後継機も出ていないので、今使用している機種が壊れると変わりがないのが悲しいところです。

スマートロック

CANDY HOUSE SESAME3 ※新型機アリ

  • スマートフォンのアプリ経由で鍵の開閉状況を確認する
  • スマートフォンのNFCタグ読み取りで鍵の操作を行う
  • スマートフォンのGPSを使って鍵の操作を行う
  • スマートスピーカーから鍵の操作を行う12
  • 解錠後、一定時間が経過したら、自動で鍵をかける
  • Apple Watch経由で鍵の操作を行う

他にも出来ることはありますが、おおむねこういう方向のことが出来ます。 おふとんに転がったのちの「玄関の鍵かけたっけ?」をアプリで済ませることが出来るのはそこそこ便利です。

我が家の玄関の鍵、どうも掴みにくい&たまにめちゃくちゃ回転が悪くなるようで、「気付いたら玄関の鍵からSESAMEが外れている」「鍵の重さにSESAMEが負ける」みたいなことがしばしば起こるため、特に「荷物から家の鍵が消える」とかそういうことは起こりませんでした。 カバンから鍵を取り出す操作がなくなる、と思えばそれはそれでメリットではあります。

そもそも我が家、オートロックなので、玄関のドアだけ自動化したところで家には入れないのですが。

なお、Androidの通知領域に表示されるようにすることも可能です。

SESAME3 Androidウィジェット

が、これを通知領域に常駐させるのはさすがに邪魔ではと思ってしまったので、私は使っていないです。 一番上のやつだけあればいいんですが、これだけを表示する方法もないんですよね……。

余談ですが、おそらくスマートロックの大半は「家の鍵に被せるように配置して、ドアに両面テープで固定」という設置方法なので、「デバイス自体が重いと落下しやすい」です。 スマートロック購入の際には重量を検討材料に入れるのがよいのではないか、と思われます。

余談:オートロック対応

実のところオートロックもどうにかはしています。

  1. SwitchBotで受話器を上に上げる
  2. 受話器が上に上がっている間に、SESAME BOTで解錠ボタンを押す

という操作をAlexaの定型アクションに登録し、スマートフォンのスマートアシスタントをAlexaに変更し、定型句を喋ることでオートロックを音声操作出来るようになっています。 SwitchBotとSESAME BOTを併用していることに特に意味はないです (受話器を持ち上げる動作、はSESAME BOTでは難しいのではないかとは思います)。

  • SwitchBotで持ち上げるためのフックが受話器に引っかかっている (実質ドアホンと一体化している)
  • 受話器をちょっとおさえる力を与えないと受話器が正しく戻らないので、マスキングテープでおさえている

ということになっているので、荷物の受け取りなど、普通に来客があって応対する場合、「おさえを外して受話器のフックを外す」という行為のRTAが始まるので、純粋に利便性が犠牲になっています。

駄目では?

というわけで、追々スムーズに取り外しが可能な仕様を考えていきたいですね……。

コーヒーメーカー

+Style スマート全自動コーヒーメーカー

  • スマートフォンのアプリ経由でコーヒーを淹れる
  • スマートスピーカーからコーヒーを淹れる

なお、私はコーヒーは飲みますが味にはさほど頓着していないので、味的な面でどうかは評価が出来ないです。

掃除機

iRobot ルンバ690 ※後継機アリ

  • スマートフォンのアプリ経由で掃除機を動かす
  • スマートスピーカーから掃除機を動かす
  • スマートフォンのGPSをと連動し、家から離れた時に掃除機を動かす3

「基本的にはルンバが掃除してくれるから、それ以外のタイミングでは気になった時だけ掃除機を使えばいい」と言えるので非常に楽。

SwitchBot関連

スマートホーム製品、SwitchBotがいろいろ出しているのが、たいへん強い。

スマートリモコン

SwitchBot SwitchBot Hub mini

  • スマートリモコン (赤外線操作が可能な家電をスマートフォンのアプリ経由で操作)
  • SwitchBot製品をスマートスピーカー経由で操作可能にする

SwitchBot製品をスマートスピーカーで操作できるようになることが重要。 主に電気とカーテンなのですが、このあたりを手放せない以上、スマートリモコンもSwitchBot Hubを採用せざるを得ない、という話です。

余談:Nature Remo

Nature Remo

もともと使用していたスマートリモコン。

これ単体で「温湿度」「明度」「人感」「GPS」による自動実行が可能4、かつ家のエアコンの操作に関してはNature Remoのほうが正しく操作が出来ている感があった5ので、どちらかというとNature Remoのほうが好きなのですが、とはいえさすがにスマートリモコン2台もいらない、となり乗り換えが発生した経緯がありました。

スマートカーテン

SwitchBot SwitchBot カーテン

  • スマートフォンのアプリ経由でカーテンを開閉する
  • 時間、明度をトリガーにカーテンを開閉する
  • カーテンを引っ張る操作を検知してのカーテン開閉

「カーテンを開ける」という行為、人間が動作して行うようなものではないと強く信仰している6ので、本当に待望のアイテムでしたね……。

余談:mornin'

mornin’

もともと使用していたカーテン開閉ロボット。

こちらは当時「インターネット経由での操作手段」がなく、「スマートフォンアプリ経由」または「時間」で開閉するしか出来なかったほか、私が使っていた初期型は「手動でのカーテン開閉が出来なくなる (出来なくはないがすごい力づくになる)」などの難点を抱えていました。

ちなみに、現在は最新機「mornin’ plus」がNature Remo経由でAlexa操作が可能になっているとのこと。7

電気

SwitchBot SwitchBot

  • スイッチを押す/引く

物理的にON/OFFする家電が操作可能になります。

我が家の部屋には、紐を引っ張るとON/常夜灯ON/OFFが切り替わるタイプの電気が設置されています。赤外線リモコンとかもないタイプ。 なので、この部屋の電気の大本のON/OFFスイッチにSwitchBotを設置し、Alexa経由で操作するようにしています。

当然、常夜灯は使えなくなるので、スマートライトを併用して常夜灯代わりにしています。

温湿度計

SwitchBot SwitchBot 温湿度計

  • スマートフォンのアプリ経由で設置場所の温度/湿度を参照する
  • SwitchBot製品を温度/湿度をトリガーに操作可能にする
  • 設置場所の温度/湿度が設定値外になった場合に通知を行う

文字通り温湿度計。温度/湿度を条件にSwitchBot製品を操作する場合に必要になります。

ただ、SwitchBot自体がGPSに対応していないのがネックではあり、

  • 家にいるときに室温が18℃を下回ったら、エアコンの温度を上げる
  • 家にいないときに室温が18℃を下回っても、なにもしない

というような操作には対応していないのが、ちょっと厳しいところです。 これが出来るとだいぶ便利に使えそうな気がするのですが。

Alexa定型アクション

個人的には、スマートホーム製品は「音声コマンドひとつで複数の機器を同時に操作可能である」というところがキモだと思っています。

というわけで、Alexaに設定している定型アクションの話 (一部)。

おはようの挨拶

Alexaに朝の挨拶をすると下記のアクションが発生する。

  1. Alexaがおはようの挨拶をして小ネタを喋る
  2. 部屋の電気がONになり、ナイトライトが消える
  3. コーヒーが入る
  4. カーテンが開く

起きて顔を洗っている間に部屋がいいかんじになりコーヒーが入っているので控えめに言って最高です。 これがやりたくてスマートホーム化を推し進めていたと言っても過言ではない気がする。

おやすみの挨拶

Alexaにおやすみの挨拶をすると下記のアクションが発生する。

  1. Alexaがおやすみの挨拶をする
  2. 部屋の電気が消える
  3. 部屋のナイトライトが点灯する

おふとんに潜ったのち、しばらく本読んでゴロゴロして、じゃあ寝るかってなったタイミングでおふとんを出る必要がないので、えらい。

勤務時間前前後のアラート

「Alexaにログインしているアカウントで、Amazon musicを使ったときに聞ける音楽」を設定出来るのだと思う。ちゃんと調べてはいない。

  • Amazon Music Primeで聞ける音楽
  • Amazonで購入したデジタルミュージック

このあたりが、少なくとも私の場合は再生可能。

平日勤務時間開始時

  1. 平日、勤務開始時間になると、音楽が流れる (winning the soul (GAME SIZE))

急にウマ娘プリティーダービーの話になりますが、私は基本的にはシンボリルドルフを推している人間なので、「推しの前でふざけた真似は出来ない」という趣味人の習性を逆手にとって「推しの持ち歌を勤務開始時間に流し始める」というハックにより仕事スイッチを入れることが出来ます。

それはそれとしてwinning the soulはカッコいい。

平日勤務時間終了時

  1. 平日、勤務終了時間になると、音楽が流れる (GET WILD)

任意のエンディングテーマならなんでも今日のお仕事おしまい感を出せると思う。

おわりに

あとはパッと思いつく限りだと「机に座ったら勝手にデスクライトが点灯する8」「テレビの外部出力への切り替えを音声操作で行う9」あたり、やりたいですね。


  1. 解錠時は、数字4桁のパスコードを音声で詠唱するふ必要がある ↩︎

  2. これは別にスマートロック/SESAMEに限った話ではないが、「家の外の音声をスマートスピーカーが拾うことが可能な位置」にスマートスピーカーを設置している場合、「家の外から家の鍵を操作可能」ということに繋がるので、そのあたりに留意はしたほうがよいものと思われる ↩︎

  3. IFTTT経由になるので、アプレット枠を1枠使用することに留意 ↩︎

  4. 機種による。なおSwitchBotの場合は「温湿度、人感、明度センサーは別デバイス」「GPSはIFTTT経由」で対応可能。明度センサーはない ↩︎

  5. SwitchBotで家のエアコンを操作すると、温度設定がなんか怪しい感じがする ↩︎

  6. たぶんマジでなんらかの信仰の問題 ↩︎

  7. SwitchBotカーテンのクラウドファンディングを支援してリターンを待っている時期にこの対応が発表されたので、どちらかというとNature Remo派の私はだいぶ悲しんだ ↩︎

  8. 人感センサーとスマートリモコンで操作可能な電灯を組み合わせて行けそうな気がする ↩︎

  9. スマートリモコンは赤外線リモコンの代替なので理屈の上では現在でも出来るはずなのですが、リモコン操作時とそれが反映されるまでのタイムラグがあるらしく、うまいこと設定が出来ていない ↩︎